【レビュー】 NEEWER レフ板 5-in-1 撮影用 折りたたみ式 60cm x 90cm

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アイキャッチ NEEWER製レフ版
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今回レビューしてみたいのが「NEEWER レフ板 5-in-1撮影用 折りたたみ式 60cm x 90cm」です。
ちょっとお安いNEEWER製の折りたたみ式レフ板の質感、使用感などまとめてみました。
実際にレフ板を使って撮影もしているので、購入を検討している人の参考になればと思います。

この記事の内容

商品写真

レフ板はこんな感じのバッグに入っています。
折りたたまれているので、中から本体を取り出します。
勢いよく広がるので気を付けてください。

ブラック側

広げると結構な大きさがあります。
ブラック面はこんな感じ

シルバー側

ひっくり返すとシルバー面。

ジッパー

ストラップの横にジッパーが付いていあるので開けると・・・。

ディフューザー

中からディフューザー(半透明な布)が出てきます。
ディフューザーに色のついたカバーを被せてレフ板としているようです。

ホワイト&ディフューザー

カバーはリバーシブルになっていて、内側からひっくり返すと白い面と金色の面になります。
(写真がないですが、白の裏は金色でした)

ホワイト側

白い面を装着。
これで白のレフ板として使えます。

5イン1とは

ここまでのおさらいになりますが、バッグから出すとボヨンと広がって、片側に黒色、もう方側に銀色のレフ板が出てきます。
黒と銀の面はカバー状になっていて、チャックを開くと中からディフューザー(半透明の布?)が出てきます。
このディフューザーに色のついたカバーを付けてレフ板として使うようです。
このカバーはリバーシブルになっていて「銀と黒」そして「白と金」の面構成になっていて中身のディフューザーを含めると5つの使い方ができるので5イン1ということです。

ストラップのサイズ

レフ板にはストラップがついていて、スタンドなどに吊るして使うこともできます。

ストラップのサイズ

サイズは幅が3.5センチの長さが9センチです。
ステッチはあるものの生地が薄いので、強度はそんなに期待できないかも。

収納にはコツがいる

折りたたみ式のレフ板は、枠に柔らかい素材が使われているので、グイッと歪めてからねじると小さく折りたためます。
ちょっとコツがいりますが、なれればスイスイできるようになります。

たたみ方1

こんな風に枠の長辺を中央に寄せます。

たたみ方2

そこからグイッと捻じりながらまとめると、こんな感じ。
あとは先ほどのバッグに収納しておけばいつでも持ち出せます。

撮影してみた

実際にレフ板を使って撮影してみました。
物撮りを想定して「歯磨き粉のクリニカ」を撮影しました。
カメラはスマートフォン(pixel 3a)で、
環境は部屋の照明を消して、窓から入る太陽光のみ、
机にはパーティクルボードを敷いています。

一応言っておきますが、僕は写真の専門家でもなく、ただの素人です。
顧客と目線でレビューしておりますので、色々大目に見て頂ければ幸いです。

レフ板として使ってみた

撮影対象物の左から窓の光が当たっているので、右側にレフ板を置いて影を減らしてみます。

レフ板 使用例3

まずはレフ板なしで撮影します。

レフ板 使用例1

撮影対象の右側に濃い影を残しています。

次にレフ板ありで撮影します。

レフ板 使用例2

先ほどよりも影が薄くなって、コントラストが下がっているのがわかりますでしょうか。
コントラストが高すぎる写真は加工しづらいので、このくらいになっていると良いと思います。

ディフューザーとして使ってみた

次に中身を取り出してディフューザーとして使ってみます。

ディフューザー 使用例1


撮影対象物の左にディフューザーをおいて、光を柔らかくしています。
これが結構良くて、レフ板として買ったけどディフューザーとして利用価値が高いように思いました。

ディフューザー 使用例2

ちょっとハイライトが強いですが。

ディフューザー 使用例3

斜めから撮影するとこんな感じ。
なかなか良い感じじゃないでしょうか。

ディフューザーをもっと斜めにおいて、右側にレフ板を置いたらもっとよい写真になったのかなっと反省。
それでも結構それっぽい写真がとれたのではないでしょうか? どうでしょう?

使った感想

レフ板として購入したけど、ディフューザーが思いの他良かったです。
ライトボックスで撮影したような淡い仕上がりになりました。
また中国製ですが、アマチュアが使うのであれば問題ない品質だと思いました。
今回のように小物を屋内で撮影するのであれば、白色、ディフューザーが重宝します。
銀色は屋外の日中、金色は朝夕の撮影などで、黒色は白い被写体やガラスの撮影時にハイライトを調整するために使用します。
これ一つあれば、あらゆるシーンに対応できるというわけです。

他にもあった方が良い物

レフ板として使うなら、何か立てかけられるものがあると便利です。
今回は小さい三脚に立て掛て撮影していましたが、厚い本とか大き目のぬいぐるみとか何でも良いと思います。
それか折りたたみ式ではなく、板状のレフ板を使うのも良いと思います。

ディフューザーとして使うなら、スタンドがあった方がいいかも。
自在に高さと角度を変えれた方が圧倒的に便利です。

大きさ選び

撮影対象物の大きさによって撮影環境が変わるので、できれば複数サイズ用意した方が良いかも知れません。
今回レビューしたのは「60cm x 90cm」というサイズですが、物撮りのレフ板として使うなら、もう少し小さいものか、板状のレフ板でも良いかもしれません。
ディフューザーとして使うなら、このくらいの大きさが良いかな。

メーカーであるNEEWERについて

ここまで商品についてレビューしましたが、やはりメーカーについて気になっている人も多いと思いますので軽く触れておきます。
NEEWER(ニューワー)は2011年に登場した中国系企業で、主に撮影機材を扱うメーカーです。
中国製というと商品がチープなイメージがあると思います。
たしかに一流企業の商品比べると劣る部分もあると思いますが、プロカメラマンさんの動画など見ていると「ちょっとチープだけど、意外と使えるやん」という評価が多くなっている印象です。

そもそも撮影機材は高すぎる

一眼レフのカメラやレンズが結構お高いのはよく知られていますが、実は撮影用の機材って全体的に結構お高いです。
ライトが数万円、三脚(スタンド)も数万円・・・たしかにプロ用ですから、高いのは仕方ないですが、アマチュア用にもう少し安い商品があっても良いじゃないかというのが消費者の本音だと思います。
そういったアマチュア客層にとって丁度良いのがNEEWERだと思います。

まとめ

中国製ですが品質は問題なく、レフ板としての機能は十分です。
当初レフ板として購入しましたが、個人的にはディフューザーとして使う場面の方が多いかも。
そういう意味でも5in1で良かったです。
影と光の入り方を綺麗見せることで、ワンランク上の写真が撮れると思いますので、ぜひ活用してみてください。

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