今回レビューするのは圧倒的人気を誇るG PRO ワイヤレスゲーミングマウス(G-PPD-002WLr)の有線版(G-PPD-001t)です。
近年のワイヤレスマウスは長年課題だった遅延も解消され、軽くてセンサー性能も十分、そして低価格モデルまで登場し、もう有線を買う意味がないくらいに進化しました。
そんな流れの中、なぜ有線を買うのか。
それは電池の心配をしなくていいからです。 これに尽きます。
特にPCをゲーム以外でも使う人にとって、電池の心配をしないでマウスが使えるのは当たり前の日常なのです。
このページではマウスのスペックの紹介は割愛して、G PRO 有線ゲーミングマウスの写真を見ながら気が付いたところを解説していきます。
商品写真
見た感じは普通のマウスです。
シンプルで扱いやすく、マウス操作に重点をおいたデザイン。
特筆することがないマウスですが、良い道具とはそういうものです。
FPS向けのこのマウスはボタン数が少なく、センサーの解像度に特化したタイプです。
正直、25600dpiはオーバースペックだと思いますが。
G PROワイヤレスはサイドボタンが両側にありますが、有線版はサイドボタンが左側のみなので、右利き専用となっています。
ホイールについて
マウスホイールは高さがあり、細かなボコボコがあるため確かな操作感です。
材質はラバーっぽい感じで、マウス本体で唯一のラバーパーツです。
(1週間程度使ったため、汚れていてすみません)
回した時のクリック感はしっかり目なのでホイールで武器チェンジする人にも使いやすいと思います。
コリコリ音は適度にありますが、ゆっくり回せば無音も回せる程度です。
ほとんどのゲーミングマウスはホイールを上から押し込むことで、ホイールクリック(ミドルクリック)ができますが、このマウスはマウスホイールを左側から右に押し込んでもホイールクリックができます。
ちなみに右から左に押してもホイールクリックはできません。
素早くホイールクリックをしたい場合は、横から押した方が早いですし、ホイールクリックしながらホイールを回したい場合は上から押すという使い分けができます。
先ほども書きましたが、ホイールの高さがあるので横からも押しやすいです。
握ったサイズ感
FPSが全然上手くない僕がレビューしても説得力がないですが、商品の大きさなど参考になれば嬉しいです。
僕はいつもこんな感じで持っています。 丁度、親指が後方のサイドボタンに掛かる感じです。
前方のサイドボタンはそのままでは届かないので、押すときは握り方を崩して押します。
実戦では後方のサイドボタンのみ使えるかなって印象です。
写真では分かりづらいのですが、マウス上部と側面ではプラスチックの表面処理に違いがあります。
上部はサラサラ、側面はザラザラした感触です。
上から見るとこんな感じです。
つまみ持ちならこんな感じでしょうか。
僕はつまみ持ち派ではないので、正しいフォームが分からないです。
裏から見るとこんな感じ。 センサーの位置がマウスの中央で安定感があります。
側面の形状が下に行くほど細くなっているので、とても握り込みやすいです。
光らせるとこんな感じ。 Gマークと後ろのラインのみ光ります。
ドライバーソフトのG HUBで色の設定と、発光パターンがカスタマイズできます。
光らせるのが好きな人は楽しんでください。
使ってみて気になったところ
G PRO ゲーミングマウスはグリップ周りがサラサラしていて、少し滑りやすいです。
まだ使って日が浅いので、僕が慣れていないだけかも知れませんが、もし滑りにくいマウスが良いなら、G403の方が良いでしょう。
そちらはサイドにラバー素材をつかって滑りにくくなっています。
ただプロゲーマーもこのサラサラしたマウスを使っているかと思うと、慣れの問題なのかなと思っています。
ビニールコードについて
有線の中でもこの商品はコードがビニールで、それが良くないという人もいます。
しかし、ビニールコードは掃除が楽なので決してデメリットではないと思います。
ウェットティッシュでサッと拭けて、すぐに綺麗になります。
机やマウスパッドとの摩擦が気になるならマウスバンジーをお勧めします。
最後に
僕はゲーム以外でPCを使うことの方が多いので、プロが使うようなゲーミングマウスは欲しいけど電池の心配はしたくないと考えていました。
また長年、有線マウスを使っているせいかコードも気にならず、本当に買ってよかったと思っています。
冒頭でも書きましたが、有線マウスのメリットはもはや電池の管理をしなくていいという1点だけです。
ゲーミングマウスは買うつもりだけど、ワイヤレスか有線かで迷っているなら、その1点に絞って検討してみてください。
G PRO 有線ゲーミングマウスなら電池を気にしないで遊べます!